各種サービスの提供が可能なELM製品は次の通りです。
1.DOORS NEXT(DNG)
要求管理ツール
IBM Engineering Requirements Management DOORS Next (DOORS Next) は要求管理ツールであり、製品要求の保管、カテゴリー化、リンクを支援し、レビューアー、デザイナー、テスト担当者、開発者などの利害関係者の間で製品要求を共有できるようにします。
※旧DOORSも、継続して対応しております。
2.Engineering Workflow Management (EWM)
チーム・コラボレーション・ツール(変更管理と構成管理)
IBM Engineering Workflow Management (EWM) は、反復の計画、プロセス定義、変更管理、障害追跡、ソース管理、ビルドの自動化、レポート作成などの開発タスクを統合するチーム・コラボレーション・ツールです。 開発者は、EWM を使用して、作業をトラッキングし、変更を共有して、互いにコラボレーションします。チーム・リーダーとプロジェクト管理者は、この製品を使用して、計画、ダッシュボード、およびレポートを表示することで、リリースの計画および進行状況のモニターを行います。
※RTC(Rational Team Concert)は、バージョン7.0からEWMに名前が変更されました。
3.Engineering Test Management (ETM)
テスト管理ツール
IBM Engineering Test Management (ETM) は、開発ライフサイクルの全体にわたってテストを計画し、構築し、管理し、さらに実行するための、コラボレーティブな Web ベースのツールです。
※RQM(Rational Quality Management)は、バージョン7.0からETMに名前が変更されました。
4.GCM
グローバル構成管理ツール
グローバル構成管理 (GCM) は、それ自体やその他のコントリビュートするアプリケーションの構成をアセンブルし、チームが製品オファリングの物理パーツおよび論理パーツの全体像を得ることができるようにするアプリケーションです。
5.JRS
レポート作成ツール
製品の開発中、組織ではかなりの量のデータが生成されます。レポートは、適切なデータを必要な形式で抽出するのに役立ちます。システムまたはソフトウェアのエンジニアリング・プロジェクトのガバナンス、アジャイル・レポートの作成、コンプライアンスのためのダッシュボード、レポート、および文書を作成するためには、Jazz® Reporting Service、IBM Engineering Lifecycle Optimization – Publishing、および Document Builderを単独で使用することも併用することもできます。
Jazz Reporting Service(JRS) は、IBM Engineering Lifecycle Management (ELM) で使用するデフォルトのレポート作成ツールです。このソリューションは、ソフトウェアやシステムの開発用のアプリケーション一式を提供します。
6.RMM
MBSEツール
Rhapsody® Model Manager は Web ベース・ソリューションで、Rhapsody および OSLC Jazz ベースのツールと統合して、モデルのライフサイクル・トレーサビリティーを提供し、モデルを Web 上で使用可能にすることによって利害関係者が広範囲にわたってモデルを使用できるようにし、さらにソース制御や構成管理を実現します。このアーキテクチャー管理 (Architectural Management: AM) ソリューションは、モデルを開発ライフサイクルにおける最上級の構成要素にすることを可能にします。